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外国カブレ、ではない。
ではないけれど、家の中の家電には外国製のものが多い。
冷蔵庫、洗濯機、掃除機、クッカー。
デザイン的な問題、重量感、機能のシンプルさ、収まるか収まらないか、など理由は色々ある。
でも世界に冠たるプロダクト大国の日本に生きているのだから
日本製を選べるのなら選びたい。

その中で洗濯機は選びようがなかった。
家の脱衣所兼用の洗面所は決して広くはない。
洗濯機を置ける場所もここしかない。
そうなると洗面カウンターの下に収めるのが一番すっきりする。
けれど日本製でカウンター下に収められる形状のものは一つもない。
仕方がないので外国製の洗濯機を購入し、使っている。

何故なんだろう、とても不思議だ。
ドラム式は今は普通だし、
静かだったり、節水だったり、帽子や靴が洗えたり、
日本製は機能的にも至れり尽くせり。
何でもしてくれるのに、形状・大きさはみんな一緒だ。
小さくすることなんて得意中の得意の日本工業製品業界で
何故に「洗面所のカウンター下に収められる」ものが
ひとつもないのだろうか。

いろんなものが選び放題のような気がして
いざ選ぼうとすると、細かーい部分での違いだけで
結局みんな大差ないことに気がつく。
思ったより不自由だなと、時々思う。

 

2013.10.11