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ギャングスター・スクワッドという映画を観た。

見ていて思ったのは、

ギャングスターがギャングスター足り得た理由は何だろう、ということだ。

 

ギャングの中のスターになる。

これってスゴいことだ。

人がスターになるための要因とは何なのか。

ギャング=恐怖政治と言い換えれば、

痛みと恐怖でひとを服従させることができる。

でもそれだけで一大帝国を築けるものなのか。

ギャングならば、喧嘩に強いとか、動じないとか、人殺しがうまいとか、女にモテるとか

取りあえずナンカ凄みのある風貌とか?

でも、上り詰めるには何かしら

大勢なりその時の親玉なりを魅了する「なにか」が必要で、

それと「ギャング」であることは、

相いれるようで相反するようにも思える。

 

・・・簡単に言葉にすると、カリスマ性という言葉に集約されるのかもしれないけれど。

人が集まるということ=「カリスマ」的魅力とはなんだろう。

つくってどうなるものでもないのか。

それとも、後からかえられるものなのか。

 

ギャングスターを発端にいろいろ考えてしまう。

ギャングにはなることはないけれど、

誰かのスターにはなりたい。

とは思う。

 

2013.10